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デジタルアーカイブ

台湾の史籍に関する史料のデジタル化、インターネット化は将来、中央研究院のデジタル所蔵機構の計画に合わせてデジタル所蔵国家型科学技術計画二期計画説明書を提出し、中華民国96年(2007年)から国科会、或いは中央研究所の経費による支援の下、本研究所の台湾史関連史料デジタル化・インターネット化業務を引き続き実施していきます。第二期計画の主な目標は次の通りです。

  • デジタル化業務の継続:私文書及び、地方の史料の所蔵、日本統治時代の台湾研究の書籍のデジタル化業務を引き続き進め、研究資源の永久保存、時間や場所の制限を受けることがなく、研究者、或いは一般の人も利用することができるデータベースを積極的に構築していく。
  • 個別のテーマに対して関連情報を収集してホームページを作成する。
  • 台湾の原住民・動植物などに関連する計画などその他デジタル化の計画と互いに支援、交流して本計画を多方面に拡大していく。

文書館

台湾史研究所は文書館を設け、民間の土地契約の文書及び各種民間の資料の計画的な収集とアーカイブの構築を行っています。現在の所蔵資料は、大きく、文書・図表の2つに分けられます。文書資料は多くが民間の契約文書で、図表は写真集、家族写真・はがき・地図・切手などを含みます。各古文書を登録した後、額装・コピー・スキャン・アーカイブ作成などの工程を経て、研究者の閲覧用に開放されます。この数年、「中央研究院の旧契約書整理計画」に合わせて、台湾史研究所は古文書のデジタル化業務を行ってきました。現在、研究者はインターネットの古文書・契約書の検索システムを通して、必要な資料のアーカイブ及び映像ファイルを検索することができ、所蔵文書の検索及び利用にも便利です。また、本研究所は文書資料を整理・出版し、関連する学術検討会を開催して古文書の利用価値を高めています。

データベース

リンク(台湾史関係の研究機関など)